<支援企業:北陸アルミニウム株式会社>

SDGsに取り組む理由

SDGsに取り組むことで、新規市場開拓及び事業機会創出の可能性を見出し、事業の持続的成長を確保していきたい。

支援事業への参加理由

SDGsへの取り組む上で、SDGsに取り組む理由及び効果的な取り組み事例などについて、

他社の好事例・導入事例などを共有することで、企業の取り組みへのハードルを下げられるようにサポートしました。

取り組み内容

ずは、社内ISO委員会のメンバーから選出のプロジェクトメンバーにて、現在取り組んでいるISO目標及び取り組みと、SDGs目標とのつながり・分類を検討しました。

「CO2排出削減並びに産業廃棄物の削減について」や、「人材育成の取り組み」など、既に取り組みを実施している内容についてまとめ、SDGs目標のどの目標に合致しているか検討し、達成されている目標については、今後も目標達成に向けて課題解決に努め、合致していな目標については、今後達成していけるようプロジェクトチームで検討を進めていく社内体制を構築しました。

 

また新たな取り組みとして、以前取り組みをしていたフライパンリサイクルシステムを復活させるという案が出ました。前回のシステムで課題となっていた事案の再考及びシステムの再構築をし、自社関連会社のWEBにおいて【フライパンリサイクルキャンペーン】を企画し、社内の取り組みだけでなく、フライパンを利用している消費者・お客様へのSDGsへの取り組み支援についてキャンペーンを実施しました。

スタート後、徐々に取り組みに賛同していただくお客様が増えており、今後もアルミ製の商品を使用することでのご家庭での「エコ」の取り組みと、使用後の商品をリサイクルに使用し、アルミを再生利用することで廃棄物を減らす提案をより強化し、さらにリサイクル率の高い商品開発に努めていきたいです。

 

今後の課題

今後は社会課題をテーマとした製品開発の推進を。

■環境にやさしい金属 アルミを使用したリサイクル取り組み強化

自社だけでなく、今年スタートした産学官連携の取り組みにおける、CO2排出量の少ない溶解方式の選定や溶解保持プロセスにおいて生じる酸化物の低減を図るなどの新規技術革新への取り組みを強化することで、再生地金の使用割合を増やし、これまでのアルミの特徴である、再生地金を利用したエネルギー使用量の削減への実現に向けて、今後より一層強化していきたいと考えている。

 

さらに、ライフサイクルで環境に配慮した製品の開発・設計により、社会課題を解決することで、新たな分野の製品開発に取り組み、自社の事業拡大につなげられるよう今後も各部署での取り組みを進めていきたい。