<支援企業:株式会社高岡市衛生公社>

SDGsに取り組む理由

SDGsを通して新規事業への取り組み

 

これまでの事業内容でも、SDGsにつながる活動をしてきたが、SDGsにおいて今まで達成できていない目標に取り組むことで、新規事業を確立させたい。

支援事業への参加理由

【0→1】の新規事業の確立

 

【0→1】の新規事業への取り組みを生み出すための、協力を依頼。

しかし、取組み初年度の今期に【0→1】の新規事業を生み出すのは難しい。

そこで、まずは既存の事業内容とSDGsを紐づけし、既存取組のランクを格上げしていくような取り組みを当委員会として提案。

来期以降に、既存の取組内容を強化した内容の中で、SDGsに届かない目標を抜き出すことで、【0→1】の新規事業化へとつなげ、『∞(無限)の可能性を生み出す』企業を最終目標とするよう提案しました。

取り組み内容

No.01

全社員がSDGs目標を設定することによる社員の意識改革

「全社員が設定している個人目標とSDGsをラベリング」

 

今期、CSRの取り組みの一環として発足されたプロジェクトチームメンバーの方がそれぞれの部署のメンバーの個人目標をSDGs目標とラベリング作業を実施。

まずは、既に取り組んでいる事業内容の中での、SDGsの達成に届かない目標について、重点目標として部署毎に事業目標として反映していけるように課題抽出することに。

全社員が「SDGs目標」について触れるきっかけになりました。

 

個人目標においては、「健康管理」に関するテーマが多く見受けられました。

これは、現在社内で『健康経営』目標という全社目標が浸透しているようでした。

取り組み内容

No.02

部署目標とSDGs目標の紐づけ

今期の部署目標とSDGs目標の紐づけ

 

プロジェクトチームメンバーと当委員会メンバーとの、部署毎の個人目標についてラベリングされたSDGs目標とのフィードバックを実施。

当初は、高岡市衛生公社での集合によるミーティングを予定しておりましたが、コロナ禍によりZoomを使用した現地とWEBでのハイブリッド形式のミーティングとなりました。

各部署の部署目標とSDGsとの紐づけにおいても、Zoomを使用して各事業部の内容及び問題点、これからのSDGsへの取り組みについて共有でき、新しい取り組みに苦戦しながらもSDGsへの理解が深まる良い機会となりました。

今後の課題

グループ毎のミーティングにおいては、当委員会としては、利用者・第三者の観点から各部署の現在の事業内容や、部署目標に対するSDGsの観点からのヒヤリング及びアドバイスを実施しました。

プロジェクトメンバーの方にとっても、まだまだ「SDGs」とは何か?何をしていけば良いのか?と分からないことが多い中、共通認識を持ち、目標設定することはSDGsを取り組んで行く上での大きな第一歩となりました。

 

 

また、ほとんどの部署(個人目標含)においてキーワードとなっていたのが、「廃棄物を減らし、リサイクルできるように」ということでした。

「廃棄物を減らす」ために、

■何故分別が必要なのか

■×廃棄物→〇リサイクル とするには、何が必要なのか

といった、普段の生活に+αでできる、“廃棄物をできる限りリサイクルするための手法”を周知し、一人ひとりに取り組んでもらうことで何気ない行動がSDGsへの取り組みになっていることを知ってもらえるよう、発信していくことも今後の課題であるとの気づきでした。