<モデル企業:横⽥建具・⽊⼯>

企業について

昭和47年に、富⼭県⾼岡市内において「建具」の製造を中⼼に業務を開始した。
その後、住宅材や緩衝材などの「⽊⼯」業務を加え、
さらに近年の資源再利⽤によるエネルギー開発が進展する中で「⽊質系バイオマス」に着眼し、
主要取扱の鉄屑材(廃棄処分)を活⽤した「ペレット燃料」の製造も展開している。

SDGsについて

関連すると思われるSDGsゴール番号

参考:農林⽔産省HP https://www.maff.go.jp/j/shokusan/sdgs/sdgs_target.html

二次的創業:業務で出た木くずでの万葉ペレット(木質ペレット)生成

1.普遍性 2点

弊社の SDGs の取り組み及び評価について

木質ペレットは再生可能エネルギーであり、その使用は市内に限るものではなく、 市内外に販路の展開を進めており、例示として挙げられている「広域連携による活 力ある経済・生活圏の形成」という観点に寄与するものである。


2.包摂性 3点

弊社は行政が取り組んでいる 14 歳の挑戦の協力事業所であり、地元高岡西部中 学校 2 年生の生徒を受け入れている。その中で、職業観はもとより、ゴミである木 のくずからエネルギーを生成するという一連の取り組みを体験させることで、資源 の利活用、環境共生の意識醸成も行っている。

この点で、例示として挙げられている「地域で子育て家庭を支える社会の形成」、 「地域の文化に誇りと愛着を持ち、未来を担う子どもの育成」に貢献している


3.参画型 2点

気候変動による影響が顕在化し、低炭素社会の取り組みの機運が高まる中、再生 可能エネルギーによる CO2 削減への取り組みは、最終的には住環境の改善、安全・ 安心に暮らせる生活環境の整備へと繋がるものであり、例示として挙げられている 「まちなかにおける安全・安心な生活環境の整備と居住の促進」に貢献している


4.統合性 4点

弊社は昭和 47 年に、富山県高岡市内において「建具」の製造を中心に業務を開 始。その後、住宅材や緩衝材などの「木工」業務を加え、さらに近年の資源再利用 によるエネルギー開発が進展する中で「木質系バイオマス」に着眼し、主要取扱の 鉄屑材(廃棄処分)を活用した「ペレット燃料」の製造も展開している。

そしてペレット燃料の製造に取り組むに当たっては、国の「ものづくり補助金」 の事業採択を受けたところである。

このように、再生可能エネルギーの普及、いわゆる第 2 次、3 次創業、そして金 融機関や行政との連携に取り組んでいることから、例示として挙げられている「地 域産業の競争力強化」、「持続可能な産業構造の構築」、「産学官金の連携強化による 新事業創出と創業・事業者間交流の促進」に貢献している


5.透明性と説明責任 4点

弊社を経営するに当たっては、法令順守を第一として、会計事務所及び社会保険 労務士事務所に経理等を委託しており、納税の義務及び労働基準法に沿った従業員 の職場環境の維持改善に努めている。また、既述の通り、経済活動を行いながら、 教育行政の協力、地球環境の改善にも取り組んでおり、経済・社会・環境に同時に 取り組んでおり、例示の「適切なガバナンスによる取り組み」に貢献している。


TAKAOKA WAKU×2 AWARD 2020

受賞