<支援企業:株式会社ナガエ>

企業について

高岡市に1954年に創業し、アート&テクノを標榜し、伝統工芸である銅器、美術工芸品、銅像や仏像なのどの製作を手掛ける一方で、最新鋭の装置を用いたダイカスト製造を始めとし様々な製造プロセスを内製化。

自社製品の製造・販売はもとより、企画・提案、設計・開発、量産、外部製作・管理、アッセンブリーから納品までをワンストップで提供できるOEM/ODMメーカーとしてとして事業を展開しているものづくり総合メーカーです。

 

新型コロナウィルス対策のアイテムとして、ソーシャルディスタンスを保つための仕切りを⾃社で使う必要がありました。他社の商品を検討しましたが、設置する場所とサイズが合わない、商品価格が⾼いなどがわかりました。そうなれば⾃社で作ろうと企画を始めました。また飲⾷店さんが仕切りを必要になるだろうと、なるべく安価に提供できるような仕組みを作りたいとスタートしました。

SDGsについて

関連すると思われるSDGsゴール番号

参考:農林⽔産省HP https://www.maff.go.jp/j/shokusan/sdgs/sdgs_target.html

3︓すべての⼈に健康と福祉を


新型コロナウィルスの感染拡⼤が猛威を振るっている中で⾃社内でソーシャルディスタンスを保つため

に社内の⾷堂や事務所に仕切りを準備したいという思いからスタートしました。

 

12︓つくる責任、つかう責任

 

この商品の材料はアルミです。ダイカストアルミは100%リサイクルできます。もしもコロナ感染拡⼤が終息したならば、この商品は必要なくなります。そうなった場合リサイクル材として利⽤でき循環したもの・無駄にならないものとして世の中に出したいと考えます。

新型コロナウィルス対策のアイテムとしてソーシャルディスタンスを補助するための 「フリーパネルベース」

■ナガエのものづくりの特徴

 日本のものづくりは伝統産業、地域産業によって今日まで発展してきました。富山県においては住宅用アルミ製サッシの出荷高日本一に代表される建築金物産業が有名です。弊社では、日本全国にサプライヤー網を有し、各地域の得意分野を活用したものづくりを行っています。また、サプライヤーの開拓も日々行っており、最近では後述します竹素材に関するサプライヤー様との取り引きを開始しました。

 

■SDGsの取組み

 昨年より、会社のホームページ上に『ナガエSGDsやってます。』~ナガエ×SDGsと題した特設サイトを開設し、弊社のSDGsの取組みついて内外に発信しています。以下に主要な取り組みを紹介します。

 □新型コロナウイルス対策アイテムのリリース

新型コロナウイルス対策のアイテムとしてソーシャルディスタンスを補助するための「フリーパネルベース」と、人と人が接触する場所になるべく触れないで済むためのアイテム「タッチレスグリップ」をリリースしました。(該当SDGs No.3)

 

 □室内物干しBamboo

物干し金物としては、業界初の竹集成材を部品に使用。竹は、成長が早くサステナブル素材と言われる一方、管理が行き届かない場合は竹害を発生させてしまい、用途開発が求められています。
弊社では、プラスチックから竹集成材に置き換えることで、竹害対策に貢献するとともに、マイクロプラスチックに代表される海洋ゴミの問題解決にも、貢献したいと考えています。(該当SDGs No.7、12、14、15)

 

 □その他

・工場照明のLED化推進(該当SDGs No.13)

・社内の完全分煙化(該当SDGs No.3)

・ダイカストで使用するアルミニウム材料は100%リサイクル材料(該当SDGs No.12、13)

・人材育成の取組み(該当SDGs No.4、5、8)    等

以上、宜しくお願い致します。

TAKAOKA WAKU×2 AWARD 2020

受賞